| 2002年 6月 22日 日曜日 |
都市の人口維持と蟻地獄効果 |
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江戸時代から日露戦争のころまで「死亡率の高い都市に農村から流入した人々が数多く死んでいく状況」があったという。これを日本の学者は「蟻地獄効果」とよんだ。農村の人口が都市というアリ地獄に引きずり込まれて死んでいくと見立てたのである。 当時の都市の高い死亡率の原因は二つあった。
話は変わるが、忘暮楼の在職する新田高校の来年度卒業予定者の進路希望調査(6/18現在)の結果が出た。それによると、卒業予定者600名のうち進学希望者が447人、就職希望者が138人、13人が未定となっている。 就職希望者138人のうち県外就職の希望者は16名で、95名が県内希望である。この傾向はずいぶん前から続いている。 私の好みでは、若いうちは都会とか故郷はなれたところで新しい体験をしてみるほうが面白いと思うんだけど、生徒たちのほとんどは親元に近いところに就職したがる。松山なんて若い者が住む町じゃないよ、この町からはエライ人はでないだろ、などと挑発してみても、やっぱり親元がいいのだそうだ。 こういう傾向を苦々しく思っていたのだが、考えようによると、都市の側に、新たな人口流入を必要としない理由が生まれているということなのかもしれない。 |
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