学期末テストのあとの授業は二学期の授業である。各クラス数時間しかないが、口語文法の基礎ということで品詞分解をやった。情報ビジネスコース(商業系)ではあまりやらない項目だが、大学入試を受験する生徒も結構いるのでやっておくことにした。授業の中で使ったチップをメモしておく。生徒たちに理解しやすい表現を狙ってみた。
- 十品詞は「名副連接感動形形助助」
♯(「メイフクレンセツ…」と機械的に覚えてしまおう)
- 言い切りの形(---。)と「こと」に続く形があれば活用語
♯(ほとんどの場合、「---。」と「---こと」は同じ形になるが、終止形のほかに連体形があることが確認できれば、活用があると判断できるわけである。)
- 文の頭に置くことができる語を自立語と呼ぶ。
♯自立語であるなら「名副連接感動形形」のうちのどれかだ。
- 文節は自立語から始まる。
♯間投助詞(「ね」「のう」「なもし」「さあ」「よう」など)の性質…文節の「間」に「投」げ入れられる「助詞」…を紹介する。
- 一個の文節がさらにいくつかの部分に分解できるときは、最初の語(自立語)以外はすべて付属語と呼ぶ。
- 付属語になる語はいくつ繋がっていても全部、助動詞か助詞。
♯この知識で品詞分解がずいぶん取り掛かりやすくなる。さらに、「---。」と「---こと」が作れたら助動詞だ。
- 自立語で「を」が付く語は名詞だ。
「外野手の動きがわるい。」の「動き」は「外野手の動きを観察する。」と「を」がつくので名詞だ。「が」などでは「走るが」「美しいが」のように接続助詞として名詞以外の語にも付くので、この場合ふさわしくない。
- 自立語で「ます」が付く形がつくれれば動詞だ。
動詞は「自立語で、活用があって、終止形がウ段」と説明されるが、これでわかりにくい生徒には「ます」に注目させるのも便法である。