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2002年7月 31日 水曜日

ウェ・ソラクサン(外・雪嶽山)



 春川市から束草市に移動する途中、ソラクサン(雪嶽山)山中の名刹百潭寺を訪れる構想もあったのだが、春川での精力的な観光で疲れてしまい束草市に直行することにした。バスは峠を越える。すると左右に息を呑むような美しい山水画そのままの光景が迫ってきた。韓国にこんな美しい風光があるのか、と、(全く失礼ながら)驚いた。

 あとでこれらがソラクサンの名峰たちであることを知り、山中の名刹のなかでは一番近いシヌン(新興)寺の谷間で少しだけトレッキングを楽しんだ。


シヌン寺の境内は広大でここのケーブルカーも寺所有の施設である。お金持ちのお寺だ。

 左上がケーブルカーのワイヤである。15分かけて頂上(「ここ!」)まであがる。

ケーブルカーを降りてさらに10分ほど上っていくと眺望のよい岩場に至る。小さい子供がこの岩場を走って降りるのには参った。70過ぎのおばあちゃんも登ってくる。

 岩山を彩るコナラの緑が美しい。

そこから見た名峰ウルサン・バウィである。「バウィ」は「岩」のこと。韓国のジャンケンは「カウィ(岩)」「バウィ(はさみ)」「ボ(風呂敷)」と叫ぶ。

 この山はもともと慶尚南道ウルサン(蔚山)にあった。昔トラがタバコを吸っていたころ、金剛山が全朝鮮の名峰を呼び寄せたことがあったのだが、この山もその招請にこたえ北へ居を移すことにした。山は、もう一息で金剛山というこの場所で一休みした。

 さあもう一度腰をあげて出かけようとしたときに北のほうから大きな声が響いてきた。金剛山の声だ。「もう満員であんたが来てもすわるところがないよーー」と。それでそれからずうっとこの場所に座っているという。---話の上手なタクシーの運転手さんから聞いた話だ。

 ケーブルカーで下山して、写真下部の「新興寺」境内を通り、<・・・・・・・>のコースをたどって渓流の音を聞きながら森林浴を満喫した。元気な足で1時間半程度、老人は2時間のコースである。

森林浴コースの終点の何とかという山寺から見たウルサン・バウィである。



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